DIYでスタジオ その3 防音ドアを安く作ってみる。

相変わらずスローペースで施工を続けている。
いよいよ修行のようになってきた。
最初の頃は勢いとテンションでいけたのだけど、、長期戦は忍耐も必要、、、。

さてずいぶん前を思い出しつつ防音ドアのことを書きます。
防音ドアって異常に高いよね。
安くても20万とかしちゃうし、高いのは4~50万円もざら。
当然、、、買えません。(当然性能はいいのだけど、、、)
はい、作るしか無いです。
でも意外と性能比較した場合のコストパフォーマンスは優れてると思います。
なにしろかなり安くできますから。
手間はかかりますけどね。

金がないなら、時間と手間をかけるしか無い!

これです。(笑)

以前も何度か防音ドア作ったことがあるので、今回も同じ作り方です。
でも、もっと良い作り方があるのかもしれません。
もしあったら教えていただけると嬉しいです。

一応お金無いけど防音ドア欲しい人のために激安防音ドアの作り方を書いておきます。
たたし、このドア、遮音性能は調節でき、かなりの性能も期待できますが、ドア厚はかなり厚くなります。ご注意を。
(今回、あまり写真を撮ってなかったので、写真が少ないです、すいません。)

まずドアのサイズですが、おすすめは900W×1800H、もしくは910W×1820H。
なぜなら材料をきる手間が省けるからです。
それよりちいさいサイズはホームセンターで切ってもらうなり、自分で切ることになります。
まずはコンパネ(12mm)もしくはラワンベニア(12mm)等を2枚用意します。
そのサイズにあわせて木枠を組みます。
30×40の垂木と言われる荒松材を使用しましたが、ある程度の強度があれば何でもいいです。(40側が側面で使用)
この材料で『目』の字に木枠を組みます。
縦を通す寸法で作ります。
つまり1820mmが(縦に2本)
横に850mm(910-30+30)が4本
これを『目』の字型に組みます。(ビス止めします。)
この目の字型というのは、いわゆる舞台美術や大道具のパネル制作でよく使われるやり方なのですが、もしかしたら縦に3〜4本材料を通すやり方でも良いかもしれません。(『目』の字90°回した状態)
その木枠にコンパネを片面ビス止めします。
材料が通ってるところはすべてビス止めします。
裏返したら、木枠の中にグラスウール、もしくはロックウールなどの断熱材を隙間無く入れます。(隙間があると箱なりします)
そしたらコンパネをビス止めします。
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次にそのドアパネルより少し大きめ(6mm程がいいのではないかと)、、)
で『口』の字に木枠を組みます。
これはドア枠になるので、最終的なドア厚よりも幅が広くなくてはならないし、設置する壁の厚さにも関係するので、計算して出します。
僕は安くあげたいので1×4材や2×4材(約90mm幅)をそのまま使います(笑)
そして、蝶番をつけるのですが、これは少し難しいです。
重量が重くなるので、丈夫な大きめの蝶番の方が良いです。
また3つつけた方が良いと思います。
できれば蝶番分の厚さをかき込んだ方が良いのですが、
難しい場合はそのままビス止めで。
(その場合は蝶番分の厚さも計算してドア枠寸法を出します。)
で、うまく開閉できればほぼ完成。
あとは壁に枠ごと設置。
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その後、遮音性能を高めるためにパネルの上から材料を張ります。
僕の場合はまず、遮音シート、その上から石工ボード、吸音材という感じかな。
石工ボードは周りがボロボロになるので、あらかじめドアパネルに板(1×4材)を回して
その中に張るようにしてみました。
その際今回はドア枠より少し大きく材を回しました。
つまり枠に蓋をするような機能になる訳です。(こういうのは、お好みで工夫すれば良いと思います)
で、ケヤキカラーの水性ニスを塗りましたよ。
現在はニスも多種あって便利です。
おすすめ水性で、手軽な上に匂いが臭くないです。
値段も安いです。(ちなみに今回は100均で2缶買った、笑)

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これが両面くる訳ですから

(吸音材、お好みで)→石工ボード12mm→遮音シート(お好みの厚さ、性能)→コンパネ12mm→空気層(木枠、グラスウール)→コンパネ12mm→9遮音シート(お好みの厚さ、性能)→(吸音材、お好みで)

*注意:現在のリフォームの場合はドアパネルに遮音シートを張るまででいったんやめてます。
最終的にいくらでも上から張ることは可能だからです。
全体の防音をチェックして仕上げようと思ってるので、、。

という具合です。
これで開閉が出来ることを確認したら、ドアドメをつけます。
今の状態は枠に対してドアパネルが蝶番でついてるだけなので、無理に力を入れると蝶番が曲がったり壊れたりします。
なので閉じた状態での内側にドアドメを回します。
その際、その後にドアドメにゴムやスポンジなどを張るのでその分の余裕を見て取り付けることが必要です。
これで、ドアは枠で止まる状態のはずです。

さてドアノブですが、
この作り方の場合ドア厚が90mm程になります。
つまり普通のドアノブはつけれません。
普通のドアノブは30〜45mm程までしか対応してないので、、。
でも、どうせ普通のドアノブでは、きっちり閉まらないので、使用しませんが、、。
で、使うのはカムラッチノブという種類の物です。
片側独立で取り付け(ビス止めするだけで、穴あけも不要で手軽)で、レバーを絞って枠に引き込む形になります。(カムラッチドアノブ設置後、写真アップします。)
逆に開く側もカムラッチにしたい場合はドア枠に少し細工が必要ですがつけれます。
今回は外開き側は取っ手だけで十分なのでドアハンドルをつけるだけにしましたが、
ドアハンドルも意外に高い!
ドア厚もあるので、あまりしょぼいのは格好わるい。
といってもゴージャスなのは馬鹿高い!
で考えたのがこれ(写真参考)
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パイプを利用した物で、横にすれば単なるタオル掛け?(笑)
でも意外に気に入ってます。
それにめちゃ安上がり(780円で出来ました)
ざっとですがこれで完成です。
ちょっとわかりづらかったでしょうか?

また、今ある部屋のドアを防音したい方は、とりあえずいろんなメーカーから発売されてる
遮音シートや遮音マット、遮音パネルなどを既存のドアに張ってみてはいかがでしょうか?
施工の手間が省けるし安上がりです。

===およその材料費===
コンパネまたはバーチ材(写真) @1,000ぐらい ×2 = 2,000
垂木30×40 1820mmで@300ぐらい ×4 = 1,200
グラスウール(今回は高密度グラスウール) 425×1800 @420 ×2 =840
蝶番 @500〜 ×3 =1500〜
遮音シート 1m @400〜  4m= 1600〜
石工ボード 12mm @300 ×2 = 600
1×4材  2100mm @300ぐらい ×9〜 = 2,700
水性ニス @100 ×2 =200
ドアハンドル (パイプ260 パイプ受け260×2)= 780
カムラッチハンドル 2500
========================================
合計  13,920円!

上記の材料はバラで買った場合(およそのバラ売り単価)であって、今回は大量仕入れしたので、実際はもっと安くあがってます。
ただ当然、労働力単価0円 技術料0円 工具使用量0円 ですよ(笑)

・・・・つづく。
次回は床の施工UPの予定。
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by plusfactor | 2008-03-15 15:00 | DIY編
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