DIYでリフレクションフィルターを自作してみた。
2012年 03月 20日
記憶では、SE ELECTRONICS社のThe Reflexion Filterが最初じゃなかったかな?
それがこれ↓ なかなかかっこいい(笑)いかにも音が良くなりそうな”気”がする(笑)
ただ値段が当時4万円台と、そこそこ高く、スタジオブースあるのにそもそもいるのか?
という事で保留に。
そののち同社から廉価版が発売されたり、他メーカーから1~2万円程で数種類発売されたけど、どうもそれらが今イチ安っぽいwww
音的にどうかは知らんけど、やっぱルックス・デザインでテンション変わるから(オレの場合だけど)
重要じゃない?
ならば、買う?
いやいや、、、
こうなったら自分だけのオリジナルデザインが欲しい!
はい、ってことで自作決定!
んで作ってみたよ、リフレクションフィルター!
今回最初はSEの真似して5枚の板の組み合わせで作ろうとしたのだけど、組み合わせた際、
Rに固定するのが難しいのと、結局真似ってどうなの?ってことで5枚の板を切り出してはみたものの悩んでたら、いろいろお世話になっている某会社工場のK氏が合板のR形成作っちゃえば?と提案してくれて、ピンときた!「いいねぇ〜」そうすることに決定!ありがとうK氏!
合板の一体R成型!わおっ!これはかなり豪華になりそう!
作り方はまず曲げベニア(4mm)をそれぞれワイドが4cmずつ短くなるように切った物を3枚用意。(一番小さいサイズが最終完成時の大きさより少し大きめにする)
(*曲げベニアとは自由なカーブ形状にすることができるベニヤ板です。
曲がる向きにより「3尺曲り」と「6尺曲り」があります。ホームセンターなどで売っています。)
それをボイド管などの円柱状のものに一番ワイドが広いサイズから(両端)ビス止め。
*すいません、この過程の写真を撮っていないためありません、ごめんなさい。
次に木工用接着剤を塗って2枚目のベニヤ(両端2cmづつ短い)を両端ビスの部分に重ならないよう合わせ接着&両端ビス止め。
さらに3枚目も同じように接着&ビス止め。
3枚重ね接着した状態でさらに圧着させるためところどころビス止めして1日待ちます。
翌日、ビスを全てのビスを外すと、、、、
なんと言う事でしょう〜〜〜www
奇麗な曲線合板ができあがってま〜〜〜〜す。
そして両端を切り落としたものがこれ↓
つぎに最終的に上下左右の面は合板が見えるので、この色じゃあ安っぽい。
のでニスをぬりました。(ケヤキ色)
つぎにセンターに取付け用金具(L金具)をボルト止め。
(売ってる製品はマイクホルダーも同時につけるタイプですが、自分のはマイクスタンドで個別に立てる事を前提で作りました)そして表面にパンチカーペットを貼りました。
それをきれいにカットしたのがこれ
次に表面にさらに貼る金網。
パンチングメタルとかも考えたけど、ちょっとインダストリアルすぎるなぁ〜と。
今回はかなり薄いタイプの金網、カッターで切る事もできるので楽。
ガンタッカーで仮止め。
マイクのグリルぽっくて意外とよい。
このままだとエッジが危ないし、なによりかっこわるい。
なので金具でエッジ処理します。
今回使ったのはアルミ面取りジョイナー!
ビス止めする為の穴を開けて使う長さにカット。
ビス止めは3×10のステンレストラスビス
ステンレスとトラスビスというだけで普通のビスの3倍ぐらいするのだけど、
といっても数百円の差なので、見える部分だしかっこ良く行きますよ(笑)
面取りされたL型ジョイナーなのでこのくらいの曲線なら、なんとか曲がります。
これで表面が完成!
あとは裏面に吸音材をカットして貼付けたら完成!!!
なかなかいい感じ。
でもこれ一番時間かけて苦労したR形成合板がほとんど見えない(笑)
まぁいいいか。
そしてまだ使用してないので効果は謎(笑)
後日レポートするかも。