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ギターアンプシュミレーター聴き比べ(オタクネタ)

僕のスタイルは’65fender twin reverb(black face)に’65fender mustangをぶち込み、改造したreverbをぐいっと上げてギョワァワワワ〜ンとエッジのきいた音を出すスタイルだ。
もう何年もそのスタイル。アンプもギターも古いのでメンテは大変だが、これでしか出ない音があるいじょうしかたがない。
ただちょっと困るのは、宅録の時で、アンプから録れれば一番いいのだが、自宅ブースにアンプを入れてやってみると、、、かなりの音量まで上げないといい感じの音が出ない。
(ワンヴォリュームだからね)そのうえブースが狭いためreverbの音が回ってよろしくない。
んで、fender tweed系ってすんごいLOWが出るもんだから、けっこう床にも響いてて、今迄苦情はきたことないが、やはりちょっと気が引ける。
しょうがないのでfenderの小型(10w)アンプで試してみる。
おお、歪み系はいける!
でも、、、、クリーン&クランチ、そして僕の核、reverbサウンドはまるでダメ夫です。
結局、これはライン、つまりアンプシュミレーターでいくしかないなぁ、、と結論。
で、試行錯誤してみました。
もちろん普段レコーディングの仕事やなんかはアンプシュミレーター使ってますけどね、
自分の曲は、いつも悩んでしまう。
特にギターがキモな曲はね。
今回はいかに自分の音に近づけれるかの実験です。
まず、
■1、SANSAMP(classic)→HOLYGRAIL(reveb)*1
*1)大変優れたリバーブでデジリバのくせに全くデジタルっぽくない、そのうえつまみはたったの1コ+3種類のセレクトスイッチ!で、springをセレクト、これがfender reverbの感じそっくり!
ギターアンプシュミレーター聴き比べ(オタクネタ)_c0068732_19184874.jpg

■2、VOX toneLab*vox社のアンプシュミレーターで真空管搭載
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■3、LINE6 POD*いわずとしれた超定番。これだけ現在借り物(笑)
ギターアンプシュミレーター聴き比べ(オタクネタ)_c0068732_19191540.jpg

結果は
うーん、これがさらに悩むような結果じゃあないか!
●1はさすがアナログばっちりのレスポンスと温かみのある音。
この中で一番音が太かった(クリーン〜クランチのみで実験)
なにしろエフェクトもなんにも最初からついてないわけだから元音が悪いはずがない!
しっかりなってくれて、ギターのクセまで音に出る。
気になるのは、ちとノイズが多いのと、独特のクセのあるコンプっぽさか、、、。
クリーン&クランチの単音ソロなら迷わずこれか?
とにかく弾いてて気持ちのよい音です(僕にとってですので)

●そして2はルックスの良さと真空管に惹かれて買っちゃったやつです。
上面パネルのつまみだけですべてエデイットできるのでかなり音をおいこんで作り込めます。
今回はあくまで自分の音(セット)の再現なんで、迷わずセレクトしていきます。
さて出音は?
本物より少しジャキジャキした印象。
でもこれいつもそうなんですがこのジャキジャキがオケに入ったときは絶妙に音がたってくるんです。
ただこれだけで聴くとやはり少しジャキジャキ感が気になるところ。
でも存在感のある音です。
クランチは非常に良い感じ(個人的に好き)
クリーンは、これが特筆すべきですが、完全なクリーンっていうのが出ないんです。
なんていうかどうやってもほんのちょっと歪む、いいかえればまさにアンプっぽいのですけど、
この決して奇麗になりすぎないクリーンっていうのが僕は最高に好きですね。
レスポンスも素晴らしく、フィンガリングやピッキングのニュアンスもすべてひろうので、ある意味難しいかも。玄人向きな気がしないでもないです。
ちなみにさすがにVOXだけあって、VOXのシュミレートは目(耳)をみはるものがあると思いました。

●3は、これはある意味すごいです。(いまさらだけど)
やっぱ定番になっただけはある。
(昔、某書籍でレビューかいたくせに、、、)
しかもこれ初期型だから、今のXPとかだともっとすごいのかも、、。
これはもうCDの音です(笑)
アンプからなってるんじゃなくて、コントロールルームのモニターから鳴ってる音。
本当に良く出来てると思う。
ただ初期型のせいもあるのだけどレイテンシーが気になるのと、ハイがすこし足らない感じがしました。
調べた所Ver2からはハイの伸びが改善されてるそうです。(レイテンシーも)
あとPOD PROはハイがpodよりでてるらしいです。
これなぁ〜個人的にはギタリストよりエンジニアよりな機材っていう印象があるなぁ。
最終的な音のモデリングって言う感じ。
だから元音辿って行く作業(エフェクト切って、reverb下げて、、)ってやっていくととんでもなくしょぼい音になります(笑)
ようするに元音ありきで構築していくわけでなく、あくまで最終音の再現のような気がしました。
ただその再現能力は半端じゃなく脱帽です。
ちなみに今回はクリーン&クランチ(fender系)でしたがマーシャル系のほうが得意そうです。
個人的にはう〜んギタリストアイテムでは無く、宅録アイテムだなぁ。
あとルックスがちょっと、、、、。

という結果でした。
ま、最終的な作品の形にあわせて使えばいいのではないかと、、、。
要するに三者三様、それぞれ特徴ありますから好きにせいっ!ってことですか、、、。
どんなまとめやねんそれ!
、、、、、、、つづく
by plusfactor | 2005-09-18 19:23 | 音楽オタクネタ編

完全自作スタジオ、ライブ記録、バンド、機材関係、DIY など


by TAN
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